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更新日:2017年8月29日

平成29年第3回霧島市議会定例会、市政運営の状況報告

 はじめに、本日午前6時過ぎ、12道県のJアラートとテレビなどにおいて、「午前5時58分頃、北朝鮮西岸からミサイルが東北地方の方向に発射された模様です。頑丈な建物に避難して下さい。続報が入り次第、お知らせします。」との放送があり、緊張が走りました。その後、「先ほど北朝鮮から発射されたミサイルは、6時6分頃、北海道地方から太平洋へ通過した模様です。なお、破壊措置の実施はなし。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察、消防又は海上保安庁に連絡して下さい。続報が入り次第、お知らせします。」との放送が入り、安堵いたしたところでございます。菅官房長官からも「我が国の安全保障にとってこれまでにない深刻かつ重大な脅威である。」との発言もありました。

 万が一にもあってはならない事ですが、仮に九州地方の方向に発射された場合は、防災行政無線からJアラート放送が流れます。また、テレビ・ラジオなどからも同様の放送が入りますので、市民の皆様は、放送内容に従い落ち着いて行動していただきたいと思います。

 また、市としては所要の人員が緊急参集し、国などからの情報収集に当たるとともに、県、警察、消防、自衛隊と連携し、市域の安心安全を図って参りたいと存じます。

 次に、7月5日から6日にかけて、九州北部を中心として断続的に降り続いた集中豪雨は、福岡・大分の両県に甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

 6年前の新燃岳噴火の際に、全国からたくさんのご支援をいただきました本市といたしましては、直ちに被災した市町に支援の案内を行い、7月8日には要請のありました大分県日田市に支援物資として関平鉱泉水1.2トン分をお届けしたほか、各庁舎に募金箱を設置し、広く市民の皆様に義援金のご協力をお願いするなど、様々な支援活動を実施いたしたところでございます。

 次に、8月5日から6日にかけて南九州に接近した台風5号への対応等につきましては、8月4日に、いち早く最初の情報共有会議を開催し、台風接近への備えを開始いたしました。その後、8月5日の午後1時30分に災害警戒本部を設置し、本格的な警戒体制を整えるとともに、同日午後3時に、市内全域に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令し、高齢者や障害をお持ちの方などに早めの避難を呼びかけたところでございます。

 さらに、台風の進路や勢力、市民の安全の確保などを総合的に判断し、同日午後6時15分に、市内全域に「避難勧告」を発令し、日没前の避難を呼びかけたところであり、7日の午前6時の避難勧告解除までに避難された方の数は、市内全域で121世帯171人でありました。

 今回の台風5号は、進路が当初の予想よりも東側にそれたこともあり、幸いにも本市では大きな被害は発生しておりませんが、今後も大雨や本格的な台風シーズンの到来に備え、市民の安全確保を第一に、万全の態勢で臨んでまいります。

 さて、平成34年に開催される第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会につきまして、これまで本市への会場誘致に向けた取組を進めてまいりましたが、7月21日に開催された第12回全国和牛能力共進会鹿児島県実行委員会の臨時総会におきまして、会場を本市牧園町の県立農業大学校跡地周辺とすることを決定していただきました。

 この大会は、5年に一度開催され、「和牛のオリンピック」と呼ばれており、本県での開催は昭和45年以来52年ぶりとなります。平成24年に長崎県で開催された前回大会では、全国から50万人近くが来場され、110億8千万円の経済効果があったと発表されており、畜産業の発展に大いに寄与するのはもちろんのこと、地域への多大な経済効果が期待されます。

 今後におきましては、畜産関係者をはじめ、議会の皆様、商工業や観光業等の関係者など、幅広い分野の方々のご協力をいただきながら、まさに「オール霧島」の体制で取組を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、平成27年10月に策定した「霧島市ふるさと創生総合戦略」に基づき取組を進めております地方創生につきまして、鹿児島県知事、増田 寛也(ますだひろや)鹿児島県地方創生担当特別顧問、姶良・伊佐地域振興局及び北薩地域振興局管内の市長・町長などが一堂に会しての県主催の意見交換会及び講演会が、8月22日に国分シビックセンターで開催されました。この意見交換会等は、本年度から県内を複数のブロックに分けて順次開催されるもので、その第一弾の開催地として、本市を選定していただいたものでございます。

 当日は、増田氏から地方創生に関する国の動向や優良事例などに関する情報提供がなされたほか、各市町長による地方創生に関する取組事例の紹介等があり、私も本市における重点事業の紹介をさせていただくとともに、知事、増田氏及び周辺自治体の市長・町長と率直かつ有意義な意見交換をさせていただきました。

 今後におきましては、今回の意見交換会等で得た有益な情報等を本市の取組にも活かせるよう、県や周辺自治体との積極的な連携も念頭に置きながら、本市の総合戦略に掲げた目標の達成に向け、更なる努力を重ねてまいりたいと存じます。

 さて、霧島市制が施行され、私が初代霧島市長として市政運営を担わせていただきましてから、早いもので11年9か月が経過し、3期目の任期も残りわずかとなりました。

 いよいよ、今定例会が私にとりまして、現任期では最後の定例会となりますが、残されました任期を、全力を挙げて努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、本日ここに、平成29年9月定例市議会の開会に当たり、6月議会以降これまでの市政運営の状況報告を申し述べますとともに、今回、提案いたしております議案等につきまして、その概要をご説明申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 まず、市政運営の状況につきまして、総合計画の7つの政策体系に沿ってご説明申し上げます。

1「快適で魅力あるまちづくり」

 公園・緑地の整備につきましては、平成26年度から整備を進めてまいりました国分上小川地区のコミュニティ広場が完成し、7月15日に地元地区自治公民館の主催による開園式が行われ、供用を開始いたしました。

 公園面積は、9,144平方メートルで、グラウンドゴルフを行うことができる芝生の多目的広場をはじめ、コンビネーション遊具やバスケットゴール、休憩所の設置など、幅広い年代の利用を想定した施設であり、地域の皆様の憩いやふれあいの場として、また、レクリエーションなどを通じた健康増進の場として、広くご活用いただきたいと存じます。

 次に、防災対策の推進につきましては、各分野において急速に普及している無人航空機「ドローン」を災害現場等で活用することを目指し、学校法人都築教育学園第一工業大学と消防局で「災害発生時におけるドローンの消防活動等支援に関する覚書」を締結いたしました。本覚書の主な内容といたしましては、山岳事故や水難事故等の災害現場において、同大学関係者によるドローンを活用した情報収集活動を行っていただくほか、ドローンについての教育支援を受けることで、ドローンを自在に操縦できる職員の育成を図ろうとするものであり、災害現場等における救急救助活動の迅速化・効率化につながるものと期待いたしているところでございます。

2「自然にやさしいまちづくり」 

 自然環境の保全につきましては、例年、県が実施しております県内26か所の海水浴場を対象とした水質調査におきまして、本市の国分キャンプ海水浴場と小浜海水浴場のいずれにつきましても、最高ランクであり特に良好な水質を示す「AA(エーエー)」との判定結果が示されたところでございます。

 このような良好な水環境を維持するため、今後も引き続き下水道の整備や合併処理浄化槽の設置を促進してまいりますほか、霧島市生活排水対策推進員等との連携を図りながら、生活排水対策に関する市民意識の向上を図るための啓発活動等を推進し、ふるさとの海や川である公共用水域の水質保全に努めてまいります。

3「活力ある産業のまちづくり」

 畜産業の振興につきましては、来月に開催される「第11回全国和牛能力共進会宮城大会」に向けた鹿児島県の最終予選会が、7月29日、30日の両日、姶良中央家畜市場において開催され、本市からは、種牛(しゅぎゅう)部門の第2区で霧島地区の園田義昭(そのだよしあき)さんが、肉牛部門の第8区でJAあいら中央肥育センターが、それぞれ全共宮城大会への出品枠を獲得されました。いずれの牛も、非常に素晴らしい牛でございますので、前回大会に引き続き、優秀な成績を収めていただけるものと期待いたしているところでございます。

 本県では現在、「日本一」の黒毛和牛の産地であるという称号を宮崎県から奪還すべく、県下一丸となって取り組んでいるところであり、前回の大会において県内で唯一「農林水産大臣賞」を受賞した本市といたしましても、再度、同賞を獲得すべく、関係機関等と一体となって、全力で畜産農家への支援を行ってまいる所存でございます。

 次に、雇用の促進につきましては、平成27年10月に日本郵便株式会社と立地協定を締結し、整備が進められておりました「鹿児島郵便局」が、8月14日、南九州最大級の郵便・物流拠点として、隼人町の小田工業団地に開局いたしました。同郵便局は、郵便物や小包の仕分け業務を行う「地域区分郵便局」として、これまで鹿児島中央局や熊本北局で行っていた鹿児島エリアの仕分け業務を集約し、1日に郵便118万通、小包2万4千個を扱うと伺っております。

 従業員数は358人で、うち新規雇用者が157人とのことであり、合併後最大規模の雇用の創出となった今回の企業誘致が、本市の発展に更なる弾みをもたらすものと期待いたしているところでございます。

 また、「霧島市ふるさと創生総合戦略」に位置付けております「学生就職支援プロジェクト」の一環として、市内の誘致企業など12社のご協力により、就職を主な進路とする市内の高等学校4校を対象に工場等見学会を実施し、生徒117人に参加いただいたところでございます。

 今後も高校生や大学生等を対象とした合同企業説明会の開催や、インターンシップの推進などにより地元企業の情報を知っていただく機会の充実を図り、地元企業への就職率の向上や若者の定住化に努めてまいりたいと存じます。

 観光業の振興につきましては、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放映決定や明治維新150周年を迎えるにあたり、鹿児島県内に点在するゆかりの地や、歴史・文化に対する注目度も徐々に高まってきており、交流人口の拡大と地域の活性化が図られることを期待いたしているところでございます。

 このような中、本市における新たな観光拠点として、西郷隆盛にゆかりのある歴史的風土や魅力ある温泉文化を活かすための「霧島市日当山西郷(せご)どん村」を整備することとしており、同施設の設置等に関する条例や、特産品等の販売を行うための仮設販売所の設置・管理に要する経費及び平成30年度完成予定の物産館建設に係る調査・設計業務委託に要する経費の予算を、今定例会にご提案申し上げているところでございます。

 今後におきましても、地元の皆様や関係機関との連携を図りながら、霧島の魅力を存分に満喫いただけるよう、観光客等の受入体制の整備・充実を図ってまいります。

4「育み磨きあうまちづくり」

 まず、喜ばしい話題としまして、国分中央高校柔道部の中馬 梨歩(ちゅうまん りほ)さんが、7月末にマカオで行われましたアジア柔道連盟カップ「マカオカデ・ジュニア国際大会」の日本代表として出場され、48キロ級の18歳未満の部及び21歳未満の部の両部門において、見事優勝を飾られました。

 3年後に東京オリンピックや第75回国民体育大会鹿児島大会の開催が控える中で、霧島市民にとりましても非常に明るい話題となりました。中馬さんの今後の更なる活躍に期待するところであります。

 学校教育の充実につきましては、昨年度から建設を進めておりました国分地区南部学校給食センターが6月に竣工し、昨日、市議会をはじめ、地元関係者、施工業者の皆様のご出席のもと、開所式を行わせていただきました。

 この新センターでは、2学期から、本市では初となる調理業務の民間委託によりまして、上小川小学校、木原小中学校、川原小学校、国分西小学校、天降川小学校の計6小中学校に給食を提供してまいります。

 これからも安全で安心な学校給食の提供に努めるとともに、新センターにおける民間事業者ならではの専門的な知識や技術を、他の施設の運営にも活かしてまいりたいと考えております。

 また、次代を担う青少年に「ふるさと愛」を深めていただくとともに、政治や選挙への理解を高めていただくことを目的とした霧島市青少年議会につきまして、昨年度に続く2回目の会議を8月20日に開催し、市内の中学校、高等学校、大学の11校22名の青少年議員から地域の活性化や環境問題などに対する貴重なご提言をいただきました。

 いずれのご提言につきましても、霧島市への「ふるさと愛」がこもった内容であり、その一つひとつに大きな感銘を受けながら、私も真剣に答弁をさせていただいたところでございます。

 改めて青少年議員の皆様に感謝申し上げますとともに、皆様からいただいた貴重なご提言を、霧島市発展のために、可能な限り活かしてまいりたいと存じます。

 スポーツの振興につきましては、7月18日に開催された日本体育協会理事会におきまして、第75回国民体育大会鹿児島大会の開催が正式に決定されました。大会の期間は令和2年10月3日から13日までの11日間で、昭和47年の「太陽国体」以来、48年ぶり2度目の本県での開催となります。

 また、日本障がい者スポーツ協会及び文部科学省スポーツ庁の協議において、第20回全国障害者スポーツ大会鹿児島大会の開催が正式に決定され、開催期間につきましても、鹿児島国体終了後の10月24日から26日までの3日間とすることが決定いたしました。

 なお、本市におきましては、7月12日に第2回目となる「燃ゆる感動かごしま国体霧島市実行委員会」総会を開催し、平成29年度事業計画及び収支予算等についてご承認をいただいたところでございます。

 今後におきましては、同実行委員会を中心に、準備作業に万全を期しながら、市民が一体となり、両大会を成功に導くことができますよう、関係機関との更なる連携を図ってまいりたいと存じます。

5「たすけあい支えあうまちづくり」

 こころと身体の健康づくりの推進につきましては、市民の健康意識の向上と健康知識の普及啓発等を目的とした「市民健康講座」の一環として、7月1日に霧島市民会館におきまして、「こころの健康づくり講演会」を開催いたしました。

 当日は、深夜の繁華街パトロールを通じて青少年の非行防止や更生に取り組み「夜回り先生」の愛称で知られる、「水谷(みずたに)青少年問題研究所」の水谷修(みずたに おさむ)所長を講師に迎え、「いのちの授業 優しさと勇気の育てかた」を演題として、ご講演いただき、幅広い年齢層にわたる多くの方々のご参加をいただいたところでございます。

 今後におきましても引き続き、市民の皆様が心身の健康管理や医療等に関する情報を分かりやすく学べる機会の提供に努めてまいります。

 次に、本格的な台風シーズンの到来を前に、大規模災害が発生した際に特に配慮が必要な高齢者や障がい者等の方々が長期的に安心して避難生活を継続できるよう、市が指定している介護事業所の団体で組織する「霧島市地域密着型サービス事業者連合会」と災害時の避難者受け入れに関する協力協定を締結いたしました。

 また、障害を理由とするあらゆる差別の解消のため、いわゆる「障害者差別解消法」に基づき関係要綱等を改正し、差別解消のための取組を行うネットワークである「障害者差別解消支援地域協議会」の機能を「霧島市障害者自立支援協議会」に追加するなど、障害を理由とする差別の解消に向けた体制の整備を図ったところでございます。

 次に、「霧島市ふるさと創生総合戦略」に位置付けております、結婚につながる出会いの場の創出につきましては、7月30日に、本市では初めての民間企業と市の共催による婚活イベントといたしまして、鹿児島銀行との共催により「テニスから始まる恋の予感」と題した婚活イベントを開催し、男性13名、女性12名のご参加をいただきました。本イベントでは、株式会社エルグ・テクノのご協力のもと、趣向を凝らしたテニスのゲームやトレーニングの時間を設けることで、気軽に楽しみながら参加できる出会いの場となるよう配慮したところであり、今後におきましても、本イベントで得た経験等を活かしながら、企業や団体等と連携した出会いの場の創出に向けて取組を進めてまいりたいと存じます。

6「共生・協働のまちづくり」

 国際交流の推進につきましては、「日韓親善子供大使友好の翼」事業において、霧島市内の小学校5・6年生14名が、8月3日から3泊4日の日程で韓国釜山の培英(ペヨン)初等学校を訪問し、体験学習やホームステイ等を通して現地の方々との交流を深めました。今年が25回目の節目の年となりますことから、私も一緒に訪問させていただき、これまでの長年にわたる交流に対し、敬意と感謝を申し上げるとともに、今後の更なる相互交流の発展などについても確認いたしたところでございます。

 また、本市国際交流協会との連携による青少年海外派遣事業では、7月から8月にかけて、アメリカ、マレーシア、ラオス及び中国の4か国に28名の中学生・高校生を派遣し、学校訪問やホームステイ等を通して交流が図られたところでございます。さらに、平成16年から交流が続いております中国上海市嘉定区の訪問団5名が、8月23日から2泊3日の日程で本市を表敬訪問され、教育委員会との意見交換や市内の行政視察などを通して、相互理解を深めたところでございます。

 人権の尊重につきましては、毎年恒例となっております「拉致・特定失踪者の救護及び被害者家族の支援のための署名・募金活動」を霧島国分夏まつりの会場において7月15日に実施いたしました。当日は、特定失踪者の田中 正道(たなか まさみち)さんの妹の村岡 育世(むらおか いくよ)さんなど、拉致被害者家族会の皆様のご協力のもと、私も、霧島市人権擁護委員や市議会議員の皆様、市職員とともに参加させていただき、ご来場された多くの方々からご支援、ご協力をいただいたところでございます。

 また、8月5日には、国分シビックセンター多目的ホールにおいて、人権意識の高揚を目的とする「霧島市じんけんフェスタ」を開催し、多くの方々にご参加いただきました。当日は、菱山謙二(ひしやま けんじ)氏から「同和問題」についてご講演いただいたほか、本市で取組を進めております「キリシマイスター制度」の紹介をさせていただいたところでございます。

 今後も引き続き、市民の皆様に、分かりやすく参加しやすい人権学習の場を提供してまいります。

7「新たな行政経営によるまちづくり」

 建設業界の担い手不足を解消し、女性の雇用を促進するために、本市発注の工事につきましては、積極的に女性の雇用や労働環境の整備を進める建設業者を、工事成績の中で評価する取組を始めたところでございます。

 今後、建設業界におきまして、女性の雇用が促進されるとともに、女性の感性が活かされた施工につながることを期待いたしているところでございます。

 市民サービスセンター「コア・よか」につきましては、7月6日で開所10周年を迎え、同日、記念式典を開催いたしました。本年7月末時点の利用者の累計は、17万3千人を超えており、市民サービスの拠点施設として着実に定着したものと認識いたしているところであり、今後とも更なるサービスの向上と利用の促進を図ってまいりたいと存じます。

「広域的な施策の取組」

 霧島ジオパークの推進につきましては、夏休み期間中、子ども火山スクールの開催や九州・山口のジオパークによる子ども交流事業への参加など、教育プログラムの充実に取り組んでまいりました。

 また、桜島・錦江湾ジオパークとの統合に関しましては、関係自治体担当者はもとより、ジオパーク関係者と広く話し合いを行っているところであります。

 統合により、新たなジオパークが誕生いたしますと、これまで以上の広さと、多くの新しい魅力が誕生することとなるため、その魅力を広く発信できるよう慎重に協議を重ねながら取組を進めてまいります。

お問い合わせ

企画部企画政策課企画政策グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0914

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