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更新日:2022年3月18日

火山灰の健康への影響と対策

降灰による健康への影響と対策をお知らせします。

火山灰から身を守るための対策

1.火山灰から身を守る

1.防塵マスクを着用するなど、火山灰を吸い込まないようにしましょう。

  • 火山灰は、とても小さいので、空気と一緒に肺の奥まで入っていきます。そのため、せきが増えたり、息苦しくなったりします。鼻水やたんが増え鼻やのどが痛くなることもあります。ぜんそくや気管支炎の人は、発作のようなせきや、胸のしめつけ感、ぜーぜーとした呼吸で苦しくなることがありますので、注意しましょう。心臓に重い病気がある人も注意しましょう。

2.火山灰が目に入ったら、手でこすらずに、水で流しましょう。コンタクトレンズをはずして、眼鏡を使いましょう。

  • 火山灰が目に入ると、ごろごろとした感じがしたり、目のかゆみ、痛み、充血がおこったりします。ねばねばした目やにや、なみだが出ることもあります。火山灰で目の表面に傷ができると、結膜炎になって、ひりひりしたり、まぶしく感じたりすることがあるので、気をつけましょう。

3.皮膚を守りましょう。

  • 火山灰にふれると、皮膚が炎症をおこすことがあります。痛くなったり、はれたり、ひっかき傷からばい菌がはいったりすることがあるので、注意しましょう。

4.交通事故に気をつけましょう。

  • 火山灰が降ると見通しが悪くなって、横断歩道などの表示が見えにくくなります。道路に火山灰が積もると滑りやすくなって、自転車や自動車のブレーキがききにくくなります。たくさん積もると運転できなくなります。

2.安全に降灰の除去作業を行うために

1.除去作業を行う時は、しっかりとした防塵マスクを常に着用しましよう。また、目への刺激を防ぐため、コンタクトレンズを使わずにゴーグルまたはメガネを着用しましょう。

2.やむを得ず屋根の火山灰を除去するときには、人が乗っても大丈夫かどうか確かめてから始めましょう。

3.はしごや屋根の上は、表面が火山灰でとても滑りやすくなっているので、注意しましょう。

  • はしごはしっかりと固定しましょう。
  • 命綱とヘルメットを着用しましょう。
  • 作業は家族、となり近所にも声をかけて2人以上で行いましょう。

4.火山灰は雨どいや下水に詰まりやすいので、流さないようにしましょう。

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お問い合わせ

保健福祉部健康増進課

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0905

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