ホーム > 消防・救急・防災 > 防災 > 災害に備えて > 水害(浸水等)への備え

ここから本文です。

更新日:2024年2月16日

水害(浸水等)への備え

近年、大型台風や線状降水帯等による大規模災害が発生する危険性が高まっています。
水害は、事前に情報を収集して早めに行動することで、身を守ることができる災害です。
いざというときに落ち着いて行動できるよう日頃から水害に対する知識を身に付け準備しましょう。

1.水害の種類

(1)浸水・冠水(しんすい・かんすい)

住宅などに水が入ってくることを「浸水」、田畑や道路などが水を被ることを「冠水」といいます。

(2)内水・外水氾濫(ないすい・がいすいはんらん)

内水氾濫は「氾濫型(はんらんがた)」「湛水型(たんすいがた)」があります。
「内水氾濫(湛水型)」「外水氾濫」は河川の増水が起因となりますが、内水氾濫(氾濫型)は河川周辺地域以外でも発生するため、事前の確認が必要です。

浸水への備え(01浸水種類)気象庁HP「防災気象情報」

画像:内閣府ホームページ引用

「外水氾濫」のリスク地は、ハザードマップの「浸水想定区域」で確認ができます。

2.日ごろからの備え

(1)避難先・避難ルート・避難方法を事前に確認しましょう

ハザードマップで危険個所や避難ルート・避難所等をあらかじ浸水への備え(02-1ハザードマップ)いらすとやめ確認し、自分のお住まいの地域等の浸水の危険性や、いざという時にとるべき避難行動について考えておきましょう。

突発的な集中豪雨などの場合は、事前の予測が困難であるため、
公共の避難所は開設されていない可能性があります。

(2)防災情報を確認しましょう

災害時には、テレビ・ラジオ・インターネ浸水への備え(02-2防災情報「テレビ・ラジオ等」)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集ット(気象庁等)、霧島市防災アプリ「きりしま防災・行政ナビ」等により、自ら防災情報を入手する心がけが必要です。

事前に「きりしま防災・行政ナビ」を登録しておきましょう。

(3)非常用持ち出し品を準備しておきましょう

避難所の備品には限りがありますので、自らが十分な準備をすると浸水への備え(02-3防災グッズ用意する家族)フリーイラスト集安心です。

両手が使えるようリュックサック等に非常持ち出し品を準備しておきましょう。

(4)家のまわりを点検・整備しましょう

家の外にあるものを確認し、必要に応じて片付けましょう。浸水への備え(02-4側溝掃除・危険物片付け)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集
(浸水時に流され、排水路・側溝等が詰まる原因となります。)

また、家の前の排水溝が詰まったりしていないかなどの確認も必要です。

普段からの確認と整備が、被害を最小限にくい止める結果につながります。

(5)自宅への浸水対策

浸水の深さが小さいときは家庭にあるものを使って水の侵入を減少させることができます。

  • 大きめのゴミ袋や浸水への備え(02-5浸水対策・ポリ袋)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集浸水への備え(02-6浸水対策:ポリタンク・プランター)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集ポリタンク等に水を入れて水の侵入口等に並べる。
  • プランターをつなげて水の侵入口となるところに並べる。
  • 長めの板と土嚢で臨時の止水板を作る。

3.水害発生時(発生直前)における心得

(1)早めの避難を心がけましょう

浸水してからの自宅外避難は危険です。降雨や河川水位などの情報をもとに、身の危険を感じたら避難情報を待たずに自主的に避難を開始してください。

  • はん濫水は濁っています。浸水への備え(03-2浸水場所危険)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集水の中の障害物や下水道のマンホール・側溝等への転落に注意し、きなれた厚底の靴等で避難しましょう。(長靴は冠水場所を通行する際、水が入るため危険です。)
  • はん濫水は勢いが強いので大変危険です。
    20センチ程度の水深でも水の流れによっては歩行が困難となります。
  • 道路冠水等で既に避難ができない場合は、無理して屋外へ移動せず、屋内のなるべく高い場所等へ垂直避難をしましょう。
    緊急避難として、高い丈夫な建物にとどまることも選択肢の一つです。

(2)動きやすい服装で、集団での避難を心掛けましょう

単独での避難は思わぬ事態に遭った時に危浸水への備え(03-3装備品)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集険です。
避難するときは、動きやすい格好で、二人以上での行動を心がけましょう。
避難する前に隣近所に声をかけ、集団での避難を心掛けましょう。浸水への備え(03-4声かけ避難)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集

【避難時の服装例】

  • リュックサック等(両手を空ける)
  • 長袖・長ズボン、軍手等
    (肌の露出を避ける)
  • 履きなれた厚底の靴(長靴は冠水場所を通行する際、水が入るため危険です。)
  • ヘルメット、帽子、上着(頭をおおう)
  • ライト(夜間時)

(3)安全な避難先・避難ルート・避難方法で避難しましょう

浸水への備え(02-1避難経路)国土交通省-洪水ハザードマップイラスト集既に冠水している道路等があることを想定し、安全な避難先・避難ルートで避難しましょう。
(平時から確認しておきましょう。)

突発的な集中豪雨などの場合は、事前の予測が困難であるため、公共の避難所は開設されていない可能性があります。

(4)冠水時での自動車の避難は危険

自動車での避難は、冠水前の早めの避難に心がけてください。

自動車が水に浸かると動かなくなったり、浸水への備え(03-5車浸水)いらすとや水圧で扉が開かなくなったりして大変で危険であり、緊急自動車の通行を妨げるとともに、交通渋滞に巻き込まれる可能性もありますので、冠水時は高齢者や障害のある方、小さな子どもさんを抱えている方など、どうしても車で避難しなければならない場合を除いて、原則徒歩で避難してください。

(5)橋・川・用水路などの近くは危険!見に行かない!

川が増水している場合には、川の流れが速く、橋が壊れたり浸水への備え(03-6河川氾濫)いらすとや流されたりして非常に危険ですので、近寄らないようにしましょう。

大雨の時に、川や用水路の様子を見に行ったことで流されて被害に遭う場合があります。

大雨時には絶対に川や用水路を見に行くことはやめましょう。

(6)避難所での注意点

水害時に開設される避難所では、不特定多浸水への備え(03-7避難所)いらすとや数の人々が一定期間滞在することになります。

大声を出したり、騒いだり、他人が不快に感じるような言動は控えましょう。互いの気遣いが大切です。

過去の内水・浸水

お問い合わせ

市長公室安心安全課防災グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0997

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?