姶良中央地区合併協議会の第11回会議が、平成15年10月23日国分シビックセンター多目的ホールで開催されました。
会議では、会長あいさつに続き諸般の報告として第10回会議以降の合併協議会の動きについて事務局からの報告がありました。
議事に入り、新市まちづくり計画の策定にあたり住民の間接的参画方法として6月に実施した住民アンケートの集計結果及び分析についてが事務局から、第10回会議終了後に開催された新市事務所位置検討小委員会の協議の経過報告が小委員会副委員長から行われました。
その後、第10回会議で継続協議とされた1項目と事前提案された2項目について協議が行われました。
○報告第15号 住民アンケート調査結果について
○報告第13号‐4 新市事務所位置検討小委員会の協議の経過及び結果について
(内容)第5回目の会議を10月9日協議会終了後に開催し、協議会において事務所の設置方式に関し「将来的には、本庁方式へ移行していくことを新市において検討する。」との表記について、原案通りと一部修正すべきとの意見に分かれたことを受け、その表記について審議し、次のように改めることで意見が集約されました。
事務所の設置方式に関すること
【修正前】
(2) 事務所の方式は、住民サービスの低下を招かないように、当面は、総合支所方式とし、現在の国分市、溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町及び福山町のそれぞれの市役所、役場をすべて総合支所として、また現在の牧之原支所は支所とする。将来的には、本庁方式へ移行していくことを、新市において検討する。
【修正後】
(2) 事務所の方式は、住民サービスの低下を招かないように、当面は、総合支所方式とし、現在の国分市、溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町及び福山町のそれぞれの市役所、役場をすべて総合支所として、また現在の牧之原支所は支所とする。将来的には、住民サービスが低下しない行政コスト削減の実現を図る必要があり、方式については、新市において検討する。
○協議第15号 特別職の身分の取扱いについて(協定項目12)
(内容)新設合併の場合、合併関係市町村の特別職は合併の前日に失職することになりますが、新市における特別職の身分の取扱いについて、協議のうえ次のとおり承認されました。
一 市長、助役、収入役及び教育長の任期等については、法令の定めるところによる。
給料の額は、現行の給料額及び同規模の自治体の例をもとに、合併までに調整する。
二 議会議員、農業委員会委員、消防団員の報酬の額は、現行の報酬額及び同規模の自治体の例をもとに、合併までに調整する。
三 教育委員会の委員、選挙管理委員会の委員、監査委員及び固定資産評価審査委員会の委員の数、任期については、法令の定めるところによる。
報酬の額は、現行の報酬額及び同規模の自治体の例をもとに、合併までに調整する。
四 審議会・委員会等の附属機関については、新市において引き続き設置する必要があるものは、原則として合併までに統合又は調整する。
人数、任期及び報酬額は、現行の制度及び報酬額をもとに合併までに調整する。
五 その他の特別職については、設置する必要があるものは、原則として新市において調整する。
六 新市の職務執行者については、合併までに1市6町の長が別に協議して定めるものとする。
○協議第16号 電算システム事業の取扱いについて(協定項目25‐3)
(内容)新市における交通関係事業の取扱いについては、協議のうえ次のとおり承認されました。
電算システム事業については、住民サービスの低下を招かないよう十分に配慮し、合併時に統合した電算システムが安全・確実に稼動できるように調整するものとする。
【次回協議事項】
次回会議の協議事項について事務局から内容が説明されました。
○協議第17号 公報公聴関係事業の取扱いについて(協定項目25‐4)
○協議第18号 情報公開制度の取扱いについて(協定項目25‐23)
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