姶良中央地区合併協議会の第22回会議が、平成16年4月21日国分シビックセンター多目的ホールで開催されました。
会議では、会長あいさつに続き、諸般の報告として第22回会議以降の合併協議会の動きについて事務局からの報告がありました。
議事に入り、報告事項として本日午前に開催された第16回の議会議員の定数及び任期検討小委員会で、小委員会としての意見がまとまったとして、協議の結果報告が小委員会委員長から行われました。その後第22回会議で事前提案された4項目についての協議が行われました。
【報告事項】
○議会議員の定数及び任期検討小委員会の経過及び結果について
(内容)小委員会としての意見がまとまったことにより、口頭で小委員会の協議の経過報告が行われました。
・新市の議会議員の定数は34名とする。
・ただし、市町村の合併の特例に関する法律第6条第1項の規定を適用し、合併後最初に行われる選挙により選出される議会の議員の任期に相当する期間(4年間)に限り、新市の議会の議員の定数は48人とする。
また、選挙区については関係市町村の区域ごとに設置し、各選挙区の議員の定数は次のとおりとする。
本来の定数34人を人口割し、それに各市町にそれぞれさらに2名ずつ均等に割り振る。
国分市の区域16人 溝辺町の区域4人 横川町の区域3人 牧園町の区域5人
霧島町の区域4人 隼人町の区域12人 福山町の区域4人
なお、特例適用後の一般選挙からは選挙区は設置しない。
(定数特例を適用する主な理由)
・合併をして新市が誕生するので選挙をすべき。
・今後のまちづくりの考えを聞いて議員を選ぶのが本来のやり方である。
・姶良中央地区1市6町新市将来構想住民アンケート調査結果では、53%が即選挙を望んでいる。
・四役も辞めるので、議員も選挙をすべき。
・住民には新しい市の議員を選ぶ権利がある。 等
【協議事項】
○協議第38号 農業委員会の定数及び任期の取扱いについて(協定項目9)
(内容)新市における農業委員会の定数及び任期の取扱いについては、提案内容が農業委員会会長と十分詰められていないと思われるなどの意見が出され、次回以降継続協議することとされました。
○協議第55号 条例、規則等の取扱いについて(協定項目13)
(内容)新市における第三セクター等関係事業【第三セクター】の取扱いについては、協議のうえ次のとおり承認されました。
1 条例、規則等の制定にあたっては、合併協議会で協議、承認された各種事務事業の調整内容に基づき、次の区分により整備する。
(1) 合併時に市長職務執行者の専決処分により即時制定し、施行させる必要があるもの。
(2) 合併後、一定の地域に引き続き暫定的に施行させる必要があるもの。
(3) 合併後、逐次制定し、施行させるもの。
○協議第56号 公共的団体等の取扱いについて(協定項目17)
(内容)新市における公共的団体等の取扱いについては、協議のうえ次のとおり承認されました。
公共的団体等の取扱いについては、新市の速やかな一体性を確保するため、それぞれの団体の実情を尊重しながら、そのあり方について以下の方針により調整に努める。
1 1市6町において共通している団体又はこれに準ずる団体は、合併時に統合するよう調整に努める。
2 1市6町において共通している団体又はこれに準ずる団体で、実情により合併時に統合できない団体は、合併後速やかに統合するよう調整に努める。
3 1市6町において共通している団体又はこれに準ずる団体で、統合に時間を要する団体は、将来統合するように調整に努める。
4 各市町独自の団体は、原則として現行のとおりとする。
5 各市町独自の団体で、公共的活動の範囲を新しい市域に拡大する必要のある団体は、新市において調整する。
○協議第57号 第三セクター等関係事業【開発公社】の取扱いについて(協定項目25-2-(2))
(内容)新市における第三セクター等関係事業【開発公社】の取扱いについては、協議のうえ次のとおり承認されました。
1 国分市土地開発公社については、定款変更により新市の土地開発公社として存続し、財産等を引き継ぐものとする。
2 鹿児島県町村土地開発公社溝辺町支社、横川町支社、牧園町支社、霧島町支社、隼人町支社及び福山町支社は、合併日前日に鹿児島県町村土地開発公社から脱退するが、各支社の債務は合併の日から1年以内に完済するものとする。なお、その返済する資金は、新市土地開発公社において借入する。また、各支社の残余財産は新市(土地開発公社)に帰属するものとする。
【次回協議事項】
次回会議の協議事項について事務局から内容が説明されました。
○協議第58号 その他事業【選挙管理委員会関係事務】の取扱いについて(協定項目25-27-(3))
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