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更新日:2023年4月1日

まちの話題(平成26年12月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

関平鉱泉水「霧島レイ」ボトル発売

(株)ユピテルが製造するカーナビに登場するアニメキャラ「霧島レイ」をデザインした関平鉱泉水が発売されることになり12月23日、霧島市役所で引き渡し式がありました。これはユピテルの関連会社が霧島市にあること、霧島レイの出身地が霧島市に設定されていることから実現した企画。式には霧島レイを応援するラジオ番組(文化放送)に出演する声優の野島裕史(ひろふみ)さん、瀬戸麻沙美(あさみ)さんのほか、文化放送社員、ユピテル社員らが訪れ、平野貴志副市長からペットボトルが手渡されました。

関平鉱泉所が製造した500ミリリットルのペットボトル1008本は、文化放送が主催するイベントで販売されたのち、インターネット上でも販売予定。2本500円。
平野副市長は「霧島市を全国にPRできる」と期待し、野島さんは「かわいいラベルで味もおいしく、体にも良い。一石三鳥以上。関平鉱泉と霧島市と文化放送と手を組んで、それぞれを盛り上げていきたい」と話しました。

アニメキャラ「霧島レイ」をデザインした関平鉱泉水1

アニメキャラ「霧島レイ」をデザインした関平鉱泉水2

ECOイルミネーション点灯

太陽光発電とペットボトルなどの再生資源を利用したイルミネーションの点灯式が12月20日、霧島市民会館前広場で行われました。これは霧島商工会議所青年部が主催したもので、今年で4回目。ステージの歌やダンスのほか、会場には足湯も設置され、国分中央高校生によるお茶の振る舞いもありました。午後6時50分に点灯されると、各団体が作成したペットボトルのアートがきらびやかに光り、会場を訪れた約400人の観客から一斉に歓声と拍手が起こりました。

福山から親子で訪れていた華江鮎美(はなえあゆみ)さん(37)は「去年よりも数が増えていてきれい」と話しました。実行委員長の園内隆三(そのうちりゅうぞう)さん(38)は、「今年はステージイベントにも力を入れました。たくさんの方に来場していただきうれしいです」と話しました。イルミネーションは1月9日まで点灯されました。

〇出品団体(敬省略)
国分駐屯地曹友会、第一工業大学、鹿児島工業高等専門学校、隼人工業高等学校、
介護老人保健施設アメニティ国分、NPO法人にじの橋、霧島市シルバー人材センター、国分電機株式会社

ECOイルミネーションの点灯式1

ECOイルミネーションの点灯式2

ECOイルミネーションの点灯式3

ECOイルミネーションの点灯式4

霧島山の素晴らしさを未来へ

国立公園「霧島」指定80周年を記念して実施した「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式が12月20日、国分総合福祉センターでありました。

市内外から寄せられた161の作品の中から入選以上の53作品を表彰。最高賞の霧島大賞に選ばれた加治木勝子さん(77)の作品は、国分中央高校放送部の松田るりかさんによって朗読披露されました。

審査員長を務めた鹿児島大学教育学部教授の屋宮(おくみや)栄作さんは「作品一つ一つに自分だけの霧島山が書かれていた。この素晴らしい自然、環境を誇りに思い、次の世代へ受け継いでいってほしい」と話し、2年前に亡くなった夫への思いを霧島山を通してつづった加治木さんは「大賞と聞いて驚きました。一緒に喜んでほしい夫はもういませんが、夫が亡くなったから書けたエッセー。私が天国へ行ったとき、夫へのお土産にしたい」と目を潤ませました。

加治木さんの作品は広報きりしま1月号(平成27年1月14日発行)の随想のコーナーで原文のままご紹介します。

「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式1

「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式2

「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式3

「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式4

「私のきりしま山」作文・エッセーコンクールの表彰式5

溝辺石峯に東北から感謝届く

溝辺町の石峯地区自治公民館は、東北の被災者に食べてもらおうと地域の畑で収穫したサツマイモを岩手県一関市と奥州市に送っており、今年11月、それに対するお礼の手紙などが届きました。

寄せ書きや送られたイモで作った料理のレシピなど6通あり、手紙には写真と一緒に「放射能汚染が心配なので、安全でおいしいおイモはありがたい」、「イモを使った料理を親子で作り食べた」など、被災地の子どもや保護者からの感謝の言葉がつづられていました。

手紙のレシピ通りに作り夫婦で味わったという住吉雪子(ゆきこ)さん(63)は「東北流の薄く塩を降った“いもけんぴ”は、イモの甘みが引き立ちおいしかった」と喜んでいました。

12月20日には地区の公民館でイモ掘りに参加した住民など約30人が集まり、東北に送ったイモで“ねったぼ”を作りました。参加した溝辺中学校2年の山下竜之介くん(14)は「毎年正月前に祖父の家で食べますが、地域みんなで育てたイモが入ると特別においしく感じた」と、出来たてのねったぼを頬張っていました。

石峯地区自治公民館のみなさん

東北に送ったイモで“ねったぼ”作り

被災地の子どもや保護者からの感謝の手紙など

笑顔あふれる餅つき大会

国分の福島地区子育てサロンと有下地区子育てサロンの合同餅つき大会が12月19日、福島地区公民館でありました。これは、その年の最後のサロン開設日に毎年行うイベントで、サロンを利用する家族連れや、地域の民生委員などで構成されたスタッフなど総勢84人が集まり、笑顔で一年の締めくくりをしました。

きねと臼を使った餅つきに子どもたちも大興奮。小さなきねで餅つきに挑戦したり、つきあがった餅を丸めたり。最後は全員でサツマイモを混ぜた“ねったぼ”や、あんこもちを食べながら、思い思いに楽しんでいました。国分に住む嶋本美津子さん(32)、成晃(なるき)くん(3)親子は「久しぶりにサロンに来ました。餅つき大会は初めてでいい経験になりました」、「お餅を丸めるのが楽しかった」と笑顔で話していました。

福島地区子育てサロンと有下地区子育てサロンの合同餅つき大会1

福島地区子育てサロンと有下地区子育てサロンの合同餅つき大会2

福島地区子育てサロンと有下地区子育てサロンの合同餅つき大会3

福島地区子育てサロンと有下地区子育てサロンの合同餅つき大会4

拉致問題早期解決を支援

北朝鮮拉致問題の早期解決を求める署名簿と募金の引き渡し式が12月18日、霧島市役所で行われました。

これは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)」に合わせて、12月1日から市役所でパネル展を開催し、署名789人分、募金9万4000円を集めたもの。この日訪れた拉致被害者家族ら5人のうち、拉致被害者・市川修一さんの兄、市川健一さん(69)、特定失踪者・田中正道さんの妹で霧島市在住の村岡育世さんに前田市長が手渡しました。

村岡さんは「皆さんの善意に感謝します。鹿児島も寒くなってきました。北朝鮮は極寒で食糧もないと聞きます。兄がどうしているか考えると胸が痛みます。一日も早い解決を願うばかりです」と話していました。

北朝鮮拉致問題の早期解決を求める署名簿と募金の引き渡し式

アイデア貯金箱で全国1位

第39回ゆうちょアイデア貯金箱コンクールで陵南小学校4年の古川小春さん(10)が、4年生の部で全国1位(応募作品=130,292点)となる「文部科学大臣賞」を受賞しました。同賞受賞は民営化された平成19年以降、鹿県では初めて。古川さんは発想力、独創性、機能性が高く評価され、同コンクール入賞作品240点の一つに選ばれた昨年に続き2年連続の入賞となります。

作品名は「化石発見!」。15センチ四方の発砲スチロールの枠内に、紙粘土で茶色の土と白色の肉食恐竜の化石を作成。恐竜の背びれやろっ骨の部分に細長い穴を空け、そこに硬貨を差し込める仕組みです。

古川さんは「夏休みにあった鹿児島市の恐竜展で化石を見て作ろうと思いました。お金を入れるところを作るのが難しかった。来年も面白い貯金箱を作りたい」と喜びました。

「化石発見!」

古川小春さん

「いつもありがとう」全国作文コンクールで優秀賞

第8回「いつもありがとう」全国作文コンクール低学年の部で、高千穂小1年の松木皇君(まつきおうき)君(7)が優秀賞を受賞しました。この作文コンクールは、言葉では言えない家族への感謝の気持ちを作文するもので、朝日学生新聞社の主催。松木くんの作文は、全国から寄せられた33,131作品の中から選ばれました。

12月17日には受賞報告のため霧島市役所を訪れました。1歳の頃から太鼓の音を聞くと泣きやむというくらい太鼓が好きだったという松木君。小中学生で構成する霧島九面太鼓の育穂会に入りたいと両親を説得して牧園町への引っ越しが実現。念願の太鼓をたたける喜びや両親への感謝の気持ちを前田市長の前で朗読しました。松木君は「太鼓は楽しくて、拍手をもらうと元気が出ます。早く大人になって、いろんな場所で太鼓をたたきたいです」と夢を語りました。

前田市長の前で朗読する松木君

松木君と前田市長

今吉製茶が消費者目線で高評価

溝辺町で霧島茶の生産、加工、販売を手掛ける今吉製茶が8月、「日本茶AWARD2014」うまいお茶部門の普通煎茶で、県内唯一プラチナ賞の3位に入りました。この大会は、店頭で販売される仕上げ茶を評価する消費者目線の審査会で、今年が初開催。全国から宇治茶、八女茶など各産地を代表する生産者が参加し、281点が集まりました。同社が出品したのは、香りとうま味を引き出すように数種類の茶葉をブレンドした「霧島茶王冠」(100グラム1,080円)。選抜19点に入り、12月上旬に東京の渋谷ヒカリエであった消費者の人気投票に臨みましたが、惜しくも最高賞の日本茶大賞には届きませんでした。

12月16日、報告のため霧島市役所を訪れた代表取締役の今吉耕己(こうみ)さん(49)は「お客さまが口にする段階の商品が評価されてうれしい。さらに努力し、次回はプラチナ大賞を取りたい」と意欲を見せました。

代表取締役の今吉耕己さんと前田市長

代表取締役の今吉耕己さん

「手話は宝物」と牧園小児童

第18回県小学生人権作文コンテストで、牧園小学校1年の中澤愛姫(なかざわまなき)さん(6)が最優秀賞に輝き12月17日、母親のなおみさん(29)と共に受賞の報告のため市役所を訪れました。このコンテストは12月4日からの「人権週間」に合わせて開催され、県内の小学生の作品2,385点の中から最優秀賞4点が選ばれました。

なおみさんの手話を見て覚えたという愛姫さんは作品で、耳が聞こえないなおみさんと手話や指文字でやりとりする中で、けんかをしたり、手紙を書いて仲直りしたりする日々の暮らしを紹介。「手話はお母さんと話ができる宝物。これからも練習してもっと会話がしたい」と結んでいます。
少し緊張しながら前田市長に作品を朗読する愛姫さんを見て、なおみさんは「娘からもらった手紙は救急箱が一杯になるほど。今回の作品はこれまでで一番のお手紙。母親思いの自慢の娘です」と目を潤ませていました。

中澤愛姫(なかざわまなき)さんと母親のなおみさん

前田市長に作品を朗読する愛姫さん

横川署で年末に向け警戒開始

横川警察署が12月10日、年末年始特別警戒出発式と危険ドラッグ・大麻撲滅運動決起集会を行い、署員や地域安全モニター、交通安全協会、防犯パトロール隊、吉松幼稚園児、父兄など約150人が参加しました。

これは鹿児島県警が定める12月10日から1月10日の年末年始特別警戒期間に合わせて行われたもので、出発式では交通安全協会横川地区副会長の森幸治さん(72)が地域安全宣言をし、園児たちがお揃いの赤い制服に身を包みマーチングバンドで演奏とダンスを披露。サンタクロースにふんした横川警察署のマスコットキャラクター「よこがワン」からお礼のプレゼントを手渡された園児たちは大喜びでした。

決起集会では、同署交通課長の和田成人(しげと)(52)が湧水町で発見された大麻の現場写真や大麻の特徴などを紹介。全国での危険ドラッグによる事件を引き合いに出し、使用防止と摘発への協力を訴えました。

その後、白バイを先頭にパトカーや交通指導車が各地区のパトロールに出発。牧園地区のコンビニや商店の前では、交通安全母の会や地域安全モニターなどが帰宅中の車などにチラシやティッシュを配り、飲酒運転の根絶やうそ電話詐欺に注意するよう呼び掛けました。

年末年始特別警戒出発式

危険ドラッグ・大麻撲滅運動決起集会

大麻の画像

国分市街地に防犯カメラ設置

犯罪抑止を目的に国分市街地の街頭に設置された防犯カメラの運用開始式が12月10日、国分パークプラザイベント広場であり、関係者ら35人が参加しました。カメラは6つの通り会がつくる「こくぶ通り会連合会」が設置し、全部で17台。霧島警察署に設置場所や運用方法などの助言を仰ぎ、国や市の補助金を活用して約1,500万円かけ設置しました。

録画される映像は約130万画素の高画質で、夜間でも5メートルほどの距離であれば顔まで識別でき、10日ほど保存が可能。同会の運用管理規約に基づき、事件や事故で警察から情報提供を求められた場合など必要なときだけ閲覧できるようにし、歩行者の個人情報保護に配慮しています。式では会長の木野田寛さん(55)らがスイッチを押すとモニターに防犯カメラの画像が映し出され、拍手が起こりました。木野田さんは「カメラが犯罪抑止につながり、商店街がより安全になれば」と期待を込めました。

防犯カメラの運用開始式

設置された防犯カメラ

拉致問題早期解決を訴える

北朝鮮による拉致の疑いがある特定失踪者、田中正道さんの妹で霧島市在住の村岡育世さん(64)が12月1日、霧島市役所を訪れ、職員らに拉致問題の早期解決を訴えました。

これは12月10日から16日までの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」を前に、周知を図ろうと市が村岡さんを招待したもので、村岡さんは「兄だけでなく、全ての拉致被害者、特定失踪者の方に帰ってきてほしい。世論が大切なので皆さんに忘れないでほしい。選挙を控えているが、1日も早く解決するような政権になってほしい」と話しました。

霧島市では12月1日から16日までの平日、1階の総合案内前に拉致問題解決を支援する募金箱と署名簿を設置。ロビーではパネル展も実施しています。

村岡育世さん

朝礼で職員に拉致問題の早期解決を訴える村岡育世さん1

朝礼で職員に拉致問題の早期解決を訴える村岡育世さん2

しめ縄で国分と海津の交流つなぐ

昭和42年から岐阜県海津市と交流を続ける国分さつま会が12月1日、兄弟姉妹盟約を結んでいる「海津さつま会」へ贈るしめ縄を作りました。交流のきっかけは今から260年前の宝暦治水工事。薩摩藩の人々が多くの犠牲を払いながらも、岐阜、愛知、三重の3県にまたがる木曽三川の治水工事を成し遂げた歴史を知ったことで、交流が始まりました。しめ縄を贈るのは今年で2回目。国分さつま会会長の道場(どうば)勝さん(70)は、完成した3m80cmのしめ縄を見て「昨年は海津市の治水神社に飾ってもらいました。今年もいいしめ縄ができた。ますます絆を強めたい」と話していました。

しめ縄を作りの様子1

しめ縄を作りの様子2

しめ縄を作りの様子3

お問い合わせ

市長公室秘書広報課広報グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0955

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